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2021年8月21日土曜日

DIY>ステレオプリメインアンプSU-2300の修理

以前、中古で購入した テクニクス SU-2300が故障した。昔から、オーディオ機器に興味があり、本機にも愛着もあったので、修理にトライしてみた。
ちなみに、お店ではジャンク扱いになっていて、¥800位で購入した。(ガリ音のため?)

症状

・入力端子にパソコンからの出力を繋げると、ハム音がする。(つがないと無音)
  →電源部は壊れていないのではないか
・音にシャカシャカ感が出て、何とも聞きずらい。
  →プリアンプ部の異常?
・よく見たら整流ダイオード近くの抵抗(R407=1.2kΩ?)が焼け切れていた。これをまず何とかする?
  →R407はSWのランプにつながっていた。ランプは点灯していたので、電流は行っているようだ。音には関係なさそう。ただし、隣にあるC404のケミコンがたぶん熱でやられている。


作業内容

・内部の掃除
・つまみ、前部パネル、端子の掃除
・基板の半田クラックのチェック、あれば補修
・ヒューズのチェック
・抵抗R407の交換
・電解コンデンサーの交換(プリアンプ部から)

機器の概要

・Technics SU-2300
・売価¥21,800(1975年頃) 詳しくはこちら
・基板裏側にあたるボディーのパネルの一部がはずれるので、基板を取り外す事なく修理可能。






作業

(1)内部の掃除

掃除機とスポンジでほこりをだいたい落とす。

(2)つまみ、前部パネル、端子の掃除

・つまみ、前部パネルはメラミンスポンジでこすって汚れを落とした。
・端子は、外側をメラミンスポンジでこする。

(3)基板の半田クラックのチェック、あれば補修

じっくり見てみたが、特に見当たらなかった。

(4)ヒューズのチェック

ヒューズは切れていなかった。左右両方から音が出ているのでOKだろう。

(5)焼けた抵抗R407の交換

これが焼けた抵抗。抵抗の実測値は、約1.2kΩ。
電圧は抵抗の前が約21V、抵抗後が約1.2Vだった。

手持ちにちょうどいいのが無かったので、6.8kΩの抵抗を入れた。また、発熱で周辺の部品が壊れるのを防ぐため、あえて裏側にとりつけた。一応、ランプは点いたのでこれでよしとする。

(6)電解コンデンサーの交換

①コンデンサーを準備する(こちらを参考にした)

実物と照合して、調べていった。

種類 容量(μF) 耐圧(V) 個数 基板上の番号 etc
電解コン 2200 25V 2 C402,C403
電解コン 470 25V 1 C307
電解コン 220 50V 1 C405
電解コン  220 35V 1 C407
電解コン 100 50V 1 C406
電解コン  100 25V 2 C404,C308
電解コン  47 25V 2 C305,C306
電解コン 47 6.3V 1 C109,C110
電解コン  33 6.3V 3 C309,C310,?
電解コン 4.7 25V 4 C315,C316,C317,C318
電解コン 0.68 50V 2 C303,C304
電解コン 0.33 50V 4 C320,C319,C311,C312
電解コン 0.22 50V 2 C118,C117
セラミック 100pF
4 C301,C302,C103,C104 101K
? ? ? 2 C101,C102 ?
フィルム

2 C105,C106 47K
セラミック 680pF
2 C107,C108 681K
フィルム

1 C111 15J
フィルム 0.015μF
1 C112 153J
セラミック 3900pF
1 C113 392J
セラミック 3000pF
1 C114 302J
フィルム 0.068μF
2 C115,C116 683J
フィルム 0.047µF
3 C313,C314,C322 473K
セラミック 13pF
1 C323 130M
フィルム

1 C401 L03M 600V

・積層セラミックコンデンサはオーディオに使わない(振動で雑音発生)
・コンデンサーの読み方(自動計算はこちら)

表示 変換値 単位 計算
101 100 pF 10×10^1 pF
102 1000
0.001
pF
μF
10×10^2 pF
103 0.01 μF 10×10^3 pF
104 0.1 μF 10×10^4 pF
223 0.022 μF 22×10^3 pf
333 0.033 μF 33×10^3 pf
473 0.047 μF 47×10^3 pf
474 0.47 μF 47×10^4 pf

換算 1000pF=0.001μF
誤差 J:5%以内/K:10%以内/M:20%以内


②コンデンサーを購入する







2021年8月14日土曜日

DIY>canon プリンター G1310のエラー

 canon G1310

特大容量タンクを搭載したA4プリンター、USBポートのみ

今回、廃インクタンクが満杯で、メーカー修理に出すよう、エラーメッセージが出て動かなくなった。
プリンターは、電源ランプとリセットランプが点滅している状態。

交換には、20,000円以上かかるようなので、設定をリセットできないか、ぐぐってみた。
結果は、こちらを見てください。

手順

①サービスモードにする
電源が切れている状態にする。
電源ボタンを押しながら5回リセットボタンを押す。
電源ボタンを放す。

②ノズルチェックパターンの印刷(やらなくてよい)
用紙を1枚セット
リセットボタンを1回押す
電源ボタンを1回押す

③プリンターの状態を確認(やらなくてよい)
リセットボタン2回押す
電源ボタン1回押す。

④廃インクタンク使用率のリセット
A4用紙を1枚セット
リセットボタンを5回押す
電源ボタンを2回押す

これにより、ランプの点滅が終わって設定終了。
電源を一旦切る。

ただ、設定値がリセットされただけで、いつかはインクタンクは一杯になって溢れてくる。

時間があれば、自力で交換してみたい。(修理に出す位なら新しく買った方が良い)

2015年10月13日火曜日

DIY>初音ミクタブレットナビを使ってみた

10年ほど前に買ったカーナビが壊れた。ナビのデーターが古く、修理のコストもかかるので、思い切って、買い換える事にした。

アマゾンでいろいろ見たが、1万円~数十万までいろいろあり、正直迷った。しかし、その中で一番安かったのが、このミクナビだ。

カーナビを遠乗り以外は使用しないので、普段はタブレットとして活用できるのが気に入って、購入することとした。値段も5000円強と、万が一使えなくとも打撃が少ない。元値は、3万円以上なので、ちょっとお得な気分だ。

基本は、アンドロイドのタブレットであり、パソコンとしては一通りのことはできるようだ。ただ、画面が7インチなので、今時にしてはちょっと小さいと思う。公衆Wi-Fiがあれば、インターネットができる。

購入する前の、不安な点として、

 ・すぐ壊れる個体もあるようだが、耐久性はどうか
  →これから試してみたい

 ・本当にナビとして使えるのか、使い易さはどうか
  →2日ほど、旅行に行くので、使ってみる事にする。

 ・タブレットとしての性能はどうか、使えるのか
  →レビューによると、レスポンスが悪いとのことだが。実際はちょっとイラッとするが、我慢できないほどではない。さほど、高度な事をする訳ではないので、あまり気にならない。

通常発送で注文し、2日ほどで届いた。

これが箱を開けた所。パッケージはかわいい。

箱を開いてみる。
タブレットが出てきた。
自動車に取り付けるパーツと、AC電源接続パーツ(USB端子仕様)、シガーソケット用接続パーツ、イヤホン、USBケーブルが入っている。結構盛りだくさんだ。
タブレットの裏側。思いっきり、初音ミクが書いてある。どうせなら、もっと派手ででもいい。
まずは、AC電源で充電する。電池の残量がないと、外部電源をつないでも起動しないそうだ。
横側を見た所。左から、イヤホン端子、マイクロSD(HC)スロット、外部ディスプレイ端子、ミニUSB端子、外部電源(5V)端子。
車のダッシュボードに付けてみた。左の白いのは、タブレットを固定するパーツ。あらかじめ付属の吸盤取り付け用の丸い板を貼り付けておき、その上に吸盤付きのスタンドを取り付ける。
 壊れたナビの上に取り付ける。
正面から見た所。上の丸い穴は、カメラの穴。ドライブレコーダーとしても使えるそうだ。ただ、この取り付け方では、カメラの画面の半分がダッシュボードで隠れて見えない。
タブレットを取り付けてみた。はめ込み式になっている。
斜め横から見たところ。
取り付けパーツの根元。
 ダブレットの起動画面。電源ボタンを長押しすると、ONになる。
アンドロイドの起動画面。起動に40秒ほどかかる。
ドロイド(?)がアニメで動く。
起動画面。見にくいが、左下にミクナビのアイコンがある。タップすると即起動する。

右上の旗みたいなアイコンをタップすると、この画面になる。

こちらの方が見やすい。でも、壁紙は初音ミクだ。ワンセグのアイコンもここにあった。
ナビを起動すると最初にこの画面と、ミクの声で説明がある。確認ボタンタップで、地図画面になる。
地図画面になったところ。
7インチ画面なので、ナビとしては大きい方だと思う。タブレットとしては小さいが。

ナビの案内の声は、藤田咲ではなく、普通の女性の音声だ。

夕方5時から朝7時まで、夜間表示モード(背景が暗い?)になる。
右上の右側のアイコンをタップすると、現在地表示になる。タッチパネルで地図を動かしたり、拡大・縮小すると、現在地表示でなくなる。(画面中央に丸十字が現れた状態)。そのたび、現在地表示のアイコンをタップする。

地点登録する時、画面中央の丸十字を合わせたところが登録される。

タッチパネルなので、タッチしながら、地図を動かしたり、拡大・縮小でできる。感度はまあまあで、触り方が悪いのか、反応しにくい事もある。

画面右下のこのボタンをタップしても、拡大・縮小できる。
右上の左側のアイコンをタップすると、直接、地点検索画面に行ける。

左上のMENUボタンをタップすると、
設定画面が出て、その中の地点検索で、地点登録が可能となる。

ナビ画面から、直接地点登録したり、行き先を設定できる。

地点登録では、地点の名前を自由に変えられるし、フォルダー分けすることもできる。前日、ネットで地図をじっくり見ながら、行き先のプランを立てる事が可能。行きたいところは、その場で登録できるのが便利。

良い点
  • ナビとしては、普通に使える。ちゃんと案内してくれる。
  • リルートも早い。
  • 電池の持ちもよい。
  • FMトランスミッターがついているので、タブレットで音楽を再生しながら、ナビを使用できる。ナビの案内もカーステから同時に聴ける。(電源コードがアンテナ兼用らしいので必ずつなげておく。タブレットのボリュームは結構大きくしておくこと。) 内部メモリーにあまり余裕がないので、音楽はマイクロSDカードに入れておくと良い。
  • ワンセグが見られる。ちゃんとアンテナも付いている。(タブレット左上の面)。アイコンは、起動直後の画面にはない。
悪い点
  • 車の振動による誤作動なのか、ナビ中にいきなり、「ナビを終了しますか」と問いかけてくる。
  • 時たま、ナビの起動に失敗する。「ナビデーターがありません」とくるので、びっくりするが、もう一回タップするとちゃんと起動する。アプリが壊れたわけではないらしい。→タブレットが完全に起動しないとだめなようだ。デスクトップの画面が出てから10~20秒くらいは、何かやっているようで、これが済んでからでないと、アプリが起動しない。
  • イヤホンの端子にプラグがきちんとささらないので、今のところ、ヘッドホンでは音楽が聴けない。ブルートゥースが使えないしどうするか。
  • 画面が少し暗い。明るく設定するか、日よけをつけるべきか。ただ、明るくし過ぎると、当然のことながら、電池の持ちが悪くなる。
その他
  • タブレットの基本的な使い方も覚えたほうがいいと思う。(まあ、しごく当然の事か)。アンドロイド自体よくわからなかったので、簡単な操作ひとつにも手間取った。

タブレットの使い方について

アイコンやウィジェット(?)を長押し(長タッチ?)すると、半透明になり、そのまま移動可能となる。
見にくいが、アイコンの削除は、長タッチすると中央上に×印が出るので、そこまで移動し、手を離すことで可能となる。
これが、その×印。最初ぜんぜんわからなかった。

タスクバー(?)左下のアイコン。左から、「戻る」、「タスクの最小化」、「一度起動したアプリまたは起動中アプリの表示」のようだ。

アプリの終了の仕方については、はっきりとわからなかった。終了できるのもあれば、できない(?)のもあるみたい。
起動中のアプリを表示した。タップすると、アプリを呼び出せる。
アイコンやボタンを長押しすると、メニューが現れる場合がある。

電源管理のウィジェット。左から、Wi-Fiの接続、GPS受信機のON/OFF、データーの自動同期、画面の明るさの設定となる。