2025年4月5日土曜日

DIY>布袋(巾着袋)を作る

色々と小物を持ち歩く事が多くなり、整理のため小物入れ用の布製袋を作った。

必要な要件

①材料は、端切れ布を使う。
②紐で口を塞ぐタイプ。
③大きさは入れる物に合わせて作る。
④裏地なし。
⑤耐久性、美しさなどは考慮しない。

図面

①紐口が片一方の場合

②紐口が両側にある場合

製作

・あまりに皺があれば、布にアイロンをかけておく。スプレー式のアイロン用のり剤(キーピングなど)をかけて硬くすると縫いやすいと思う。
・鉛筆などで布の裏側に、図面通り線を引き、切り抜く。
・ミシンでほつれ止めをする。(しなくても良いと思う)。下記リンク参照。

・紐の出入り口の所に、切れ込みを入れる。
・切れ込みの所を内側に折って、ミシンをかけるか、硬くなるが布用接着剤で張り付ける。
・紐を通す部分を折って、袋状にする。
・二つ折りにして、端の部分を縫い合わせる。

・下側を三角形に折りミシンを入れると、待ち付きっぽくなる。
・裏返す。

参考

【完全保存版】巾着袋の作り方まとめ!デザイン別にサイズ調整方法も
巾着袋の作り方
【初心者さん向け】布の端の処理の仕方【実践】
【ほつれ止め液】布用ボンドを使った「縫わない布端のほつれ止め(1)」

2025年3月19日水曜日

DIY>工具箱を作る

今使っている工具箱だが、使い勝手が悪く、実情に合わなくなってきたので、解体し作り直すことにした。

目次

困っている事。

・真ん中に工具を立てて入れるのだが、入れている位置が中心部で手が届きにい。
・深過ぎて短い工具がつかみにくい。
・ほこりが溜まりやすく、掃除しづらい。
・物が溢れてきており、収納しきれなくなってきた。

今回作りなおす工具箱に必要な事柄。

①工具は縦置きとする。
②工具は取り出しやすい位置にあり、柄は上向き。
③整理整頓がしやすい、あるいは勝手に整理される。
④簡単な作業台を兼ね、半田付け作業くらいはできる様にする。
⑤部材は、主に1×4を使用。材料は、極力前の工具箱のものを使用する。
⑥埃が付きにくい構造にする。
⑦意外に小物(半田関連、ペン、消しゴム、ねじ、六角レンチなど)が多いので、それらも収納可能とする。

完成予想図(最初のイメージ)

基本的な構成はこの様にしたい。


古い工具箱を分解する。

接着剤を多用していたので、分解するのが大変だった。今回は極力、接着剤無しで組み立てる事とする。
くっついている部材を無理やりはがしたので、木材の表面が荒れている。

底面の部材を作る。

前回のものをそのまま流用(eの部材)。1×4材を3枚並べて、接着剤で止めてある。ダボで繋げればいいのだが、まだその技術は無い。

底面を囲むように、三方に板を立てて、ビスで止める(h、c'の部分)。このc'の板で、底面がばらけなくて済む。c'の板も部材が足りなかったので継ぎ足してある。

側面の板を取り付ける。

底部分側面c'の板に、gの板をビス止めする。
持ち手や上部部分を取り付ける板(d)をc'の板の上面に接着する。
dの板とgの板をビス止めして、強度を高める。

持ち手(a)を取り付ける。

板dにイレクターパイプ(白)と板に固定するジョイント(白)を取り付ける。接着剤は使っていない。

底面部分に最後の板を取り付ける。

空いている側面部分に板(h)を取り付ける。
かなり、隙間が空いているので後で何とかする。

仕切り板(h)を取り付ける。

もう一つ縦に仕切り板を入れようとしたが、長物が入らなくなるのでやめた。

半田ごてを載せる台を取り付ける。


これは意味がなかったので取り外した


これは意味がなかったので取り外した

台が少し下がってしまうので、ストッパーを付けてみた。

しかし、ストッパーが気に入らなかったので、別の物に変えてみた。

簡易作業台を取り付けてみる。

とりあえず、1×4材1枚でやってみる。ちょっと狭い。

狭いので少しでも広くするため、蝶番で2枚繋げて折りたたみできるようにしてみた。

蝶番が邪魔になる。
この様に蝶番を付けると、広げた時、邪魔にはならないが隙間が空く。

隙間を塞ぐため、少し加工してみた。ノコギリで細かく切れ込みを入れ、マイナスドライバーでこじる。その後、ヤスリで平ら(?)に削る。

何と、両方削ると蝶番が下がりすぎ開かなくなった。
片側だけ削ったものと組み合わせて、何とか隙間なく開く様になった。

工具箱に取り付けてみた。

ゴムでは見栄えが悪いので、ストッパーを付けてみた。

作業台を磁石である程度固定できるようにして、ストッパーを外した時、下に勢いよく広がるのを防ぐ。ホールソーで途中まで穴を開け、後はニッパーで崩しながら、削ってゆく。

もう一方の磁石は、単にホットボンドで止めておく。

ホットボンドで、作業台全体の穴を埋めておく。

部品保持用の何かを付ける。

上段のドライバー類を挿す部分を作る。

板(c)が足りないので、継ぎ足して使う。接着剤で張り付け、タッカーで繋ぎ部分を補強し、平金具で形を補強する。
板(c)を取り付ける。水平になるよう調整。
下に取り付ける板を固定するためのもの(b)を取り付ける。
ささえ(b''')を取り付ける。
上の板(b')を取り付ける。穴の直径は10mmとするが、ちょっと細いか。18本分の穴が開いている。
下の板(b'')を取り付ける。後から考えると、下段の板には強い荷重がかかる訳ではないので、そんな大きな支えは必要ないと思う。
   

作り直す事にした。この部分はユニット構造として、工具箱にユニット単位で固定するという方法をとる。


割れていたのでボンドで補修しておく

上段のプライヤー類を挿す部分を作る。


-図3 -
台になる板(C)を、長さがc-cの間隔になるよう切る。
材料の長さが足りないので、短い板をつなげる。接着剤でくっつけて、タッカーと平金具で補強する。

工具を入れるユニットを作る

cに引っかける部分(D)、スペーサー代わりの板(B)、前側の板(A)をビスで止める。
工具を止めるビスを打ち込む。

ここで思いついたのが、台になる板(C)の両面に工具をぶら下げたら収納力が倍になるのではと言う事。


-図4-
スペーサーB側から板(C)に留めることにした。板厚が3cmで、丁度いいビスが無かったので、2段穴あけとし1段目は約2cmの深さとする。
あとは、前と同じように組み立てていく。
組み終わった。
工具箱にセットしたところ。この後、ビスを打ち込んで工具を挿してみたが、今一つ納まりが悪いし、工具がぐらぐらする、たくさん入れられないなど不満が出てきたので、また作り直す事にした。

工具は直角に挿す。仕切板は余ったMDF板を切って使用する。

A1=6cm・A2=4cm・・・・だめ
A1=6cm・A2=3cm・・・・まだ、下が広い
A1=6cm・A2=2cm・・・・今度は大きいのが入らない。背部に横に入れるスペースを設ける。

とりあえず、作ってみた。

斜めになっている板を薄い物(MDF板)に変えてみた。

さらに、工具箱に固定用の板等諸々を取り付けてみた。後ろの部分は、かさばる工具を挿すところになる。

挿した工具が動かないよう、斜めに切った仕切り板(工具箱を分解した時に出たMDF板を使用)を張り付けていく。

1×4材を間に挟んで、間隔と縦位置を一定にする。

本体を止める部分が見苦しいので、薄い板に交換した。
あまったMDF板二枚を接着剤で張り合わせた物を使用。

隙間が空いて、ちょっとグラグラしている。

小物を挿す部分を作る。

余った1×4の板に、1.2cmのドリルで穴を開ける。深さは4cmくらい。しかし、穴の大きさと深さが微妙で思うように立てておけない。

半分に切断し、離して固定する事で長さをごまかす事にした

実際に取り付けてみた

ライトを付ける。

作業台の上に照明を取り付けてみた。
作業台を固定するストッパーをくり抜き、100均のUSB用LEDライトを仕込む。

100均のLEDライト。USBから電源を取るもので、先端のLED部分の基板を取り外し、ストッパーの中に仕込む。できれば、調光器部分も移設したい。
まず、分解して必要な部品を抜く。
取り出した部品をストッパーに組み込んでゆく。
点灯テスト。無事に移植できたようだ。

ここで、致命的ミスを犯した。なんと、作ったユニットに蝶番が取り付けられない。木が割れてしまうためだ。そのため、もう一段増やして蝶番を付ける事にした。

割れを防ぐため、予め下穴をあけておく。
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-点灯前-

-点灯後-

このLED照明は消費電力が少なすぎて、モバイルバッテリーではすぐ電源が切れてしまう。100V経由のアダプターから給電する方がいい。

いまいち気に入らないので、作り直した。

1×4材の厚みに収める事にした。調光器は窪みの中に入れて、全体をすっきりさせる。
なるべくビスで固定するが、窪み部分の組み立て時は、木工用ボンドとホットボンドで固定する。
窪み部分に使う薄板は、ノコギリで1×4材を切って作る。

LED基板は、隙間にホットボンドで固定する。リード線は基板に開いていた穴から引き出す。
調光器のケースは内側からビスで固定し、さらにホットボンドで固定する。
全体を蝶番で本体に止める。

ストッパーの角度を自在に保持できる様にする。範囲的には60度くらいなので、大がかりな仕掛けは必要ないと思う。
①トルクヒンジ(蝶番)・フリーストップヒンジを使用→近所に売っていない
②磁石と平型金具で適当に組む
③平型金具をピンなどで止めて角度を保持する

今回は、②の方式を試してみる。
まず、支え用の平金具を軽くねじ止めする。

次に、磁石を張り付ける。100均の裏糊付シート状磁石で、一応強力と名付けられている。ライト部分の側面の大きさに合わせカットし、張り付ける。

結構強力に張り付き、しっかりと止める事ができる。

電源タップを取り付ける。

テーブルタップではないが、ビスで固定出来るのでこれを使用する。

テーブルタップを固定する場所:半田ごて台の裏側に、カバーandコード収納スペースをつける。

1×4材を高さ5cmに切った物を8枚作り、横に並べて固定してゆく。

 ↑
コードを通す穴

ノコギリで切れ込みを入れる。

マイナスドライバーなどで崩す。

蓋を付ける。

蓋が薄くて蝶番が止まらないので、裏に板を付ける。テーブル支え兼用とする。

電源コードを取り付ける。

蓋を止める磁石を取り付ける。

取り付ける部分の板を、一旦外して磁石を固定する。

ビスで固定しにくいので、ホットボンドを使用。

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