2025年3月19日水曜日

DIY>工具箱を作る

今使っている工具箱だが、使い勝手が悪く、実情に合わなくなってきたので、解体し作り直すことにした。

目次

困っている事。

・真ん中に工具を立てて入れるのだが、入れている位置が中心部で手が届きにい。
・深過ぎて短い工具がつかみにくい。
・ほこりが溜まりやすく、掃除しづらい。
・物が溢れてきており、収納しきれなくなってきた。

今回作りなおす工具箱に必要な事柄。

①工具は縦置きとする。
②工具は取り出しやすい位置にあり、柄は上向き。
③整理整頓がしやすい、あるいは勝手に整理される。
④簡単な作業台を兼ね、半田付け作業くらいはできる様にする。
⑤部材は、主に1×4を使用。材料は、極力前の工具箱のものを使用する。
⑥埃が付きにくい構造にする。
⑦意外に小物(半田関連、ペン、消しゴム、ねじ、六角レンチなど)が多いので、それらも収納可能とする。

完成予想図(最初のイメージ)

基本的な構成はこの様にしたい。


-図1-
-図2-

古い工具箱を分解する。

接着剤を多用していたので、分解するのが大変だった。今回は極力、接着剤無しで組み立てる事とする。
くっついている部材を無理やりはがしたので、木材の表面が荒れている。

底面の部材を作る。

前回のものをそのまま流用(eの部材)。1×4材を3枚並べて、接着剤で止めてある。ダボで繋げればいいのだが、まだその技術は無い。

底面を囲むように、三方に板を立てて、ビスで止める(h、c'の部分)。このc'の板で、底面がばらけなくて済む。c'の板も部材が足りなかったので継ぎ足してある。

側面の板を取り付ける。

底部分側面c'の板に、gの板をビス止めする。
持ち手や上部部分を取り付ける板(d)をc'の板の上面に接着する。
dの板とgの板をビス止めして、強度を高める。

持ち手(a)を取り付ける。

板dにイレクターパイプ(白)と板に固定するジョイント(白)を取り付ける。接着剤は使っていない。

底面部分に最後の板を取り付ける。

空いている側面部分に板(h)を取り付ける。
かなり、隙間が空いているので後で何とかする。

仕切り板(h)を取り付ける。

もう一つ縦に仕切り板を入れようとしたが、長物が入らなくなるのでやめた。

半田ごてを載せる台を取り付ける。


これは意味がなかったので取り外した


これは意味がなかったので取り外した

台が少し下がってしまうので、ストッパーを付けてみた。

簡易作業台を取り付けてみる。

とりあえず、1×4材1枚でやってみる。ちょっと狭い。

狭いので少しでも広くするため、蝶番で折りたたみできるようにしてみた。

蝶番が邪魔になる。
この様に蝶番を付けると、邪魔にはならないが広げた時、隙間が空く。

隙間を塞ぐため、少し加工してみた。ノコギリで細かく切れ込みを入れ、マイナスドライバーでこじる。その後、ヤスリで平ら(?)に削る。

何と、両方削ると蝶番が下がりすぎ閉じなくなった。
片側だけ削ったものと組み合わせて、何とか隙間なく閉じるようになった。

工具箱に取り付けてみた。

上段のドライバー類を挿す部分を作る。

板(c)が足りないので、継ぎ足して使う。接着剤で張り付け、タッカーで繋ぎ部分を補強し、平金具で形を補強する。
板(c)を取り付ける。水平になるよう調整。
下に取り付ける板を固定するためのもの(b)を取り付ける。
ささえ(b''')を取り付ける。
上の板(b')を取り付ける。穴の直径は10mmとするが、ちょっと細いか。18本分の穴が開いている。
下の板(b'')を取り付ける。
   

上段のペンチ・プライヤー類を挿す部分を作る。


-図3 -
台になる板(C)を、長さがc-cの間隔になるよう切る。
材料の長さが足りないので、短い板をつなげる。接着剤でくっつけて、タッカーと平金具で補強する。

工具を入れるユニットを作る

cに引っかける部分(D)、スペーサー代わりの板(B)、前側の板(A)をビスで止める。
工具を止めるビスを打ち込む。

ここで思いついたのが、台になる板(C)の両面に工具をぶら下げたら収納力が倍になるのではと言う事。


-図4-
スペーサーB側から板(C)に留めることにした。板厚が3cmで、丁度いいビスが無かったので、2段穴あけとし1段目は約2cmの深さとする。
あとは、前と同じように組み立てていく。
組み終わった。
工具箱にセットしたところ。

小物を挿す部分を作る。

余った1×4の板に、1.2cmのドリルで穴を開ける。深さは4cmくらい。しかし、穴の大きさと深さが微妙で思うように立てておけない。

ライトを付ける。

作業台の上に照明を取り付けてみた。100均のUSBにつけるLEDライトを流用。

半田ごて・LED照明用にテーブルタップを取り付ける。