2014年1月7日火曜日

DIY>ATX電源を実験用電源として使用する

パソコンの組み立てで、作ったパーツ(LEDの電飾)のテスト用の電源が必要となり、急遽製作。それまでは、パソコンの横パネルをあけて電気を拝借していたが、この電源によりとても便利になりました。



●緑(PW-ON)を黒(GND)に繋げると、電源がONとなりますので、ここに電源スイッチをとりつけます。
●紫(+5V-SB)に抵抗とLEDを繋げて、スタンバイ状態の表示を行います。
●緑(PW-ON)に抵抗とLEDを繋げて、スイッチオン状態の表示を行います。

[部品]

●ATX電源
ジャンクで購入したパソコンFMV C26WC/Fのもの。メーカー製なので例によって140Wととても小さいが、ちょっとしたテストに使うくらいなのでよしとする。少しファンがうるさい。

●角材2本

●パネル用のプラ板
100円ショップで買ったもの。

●その他
ターミナルがわりのビスとナット、配線用のリード線(こわれたPC電源より拝借)、電源スイッチ(部品箱の中にころがっていた)、木ねじ、5ミリ緑色LED2本、390オームの抵抗2本

[組み立て]

①まず、ATX電源のカバーを開けます。使わないコードを切断します。


②端に熱収縮チューブをつけて加熱し最後にラジオペンチで端をつぶします


③いらないコードは、空いてる空間におしこんでおきます。使うコードはパネルまでの長さがたりないので、継ぎ足して黒・燈・赤・黄・青には平型のラグ板をつけておきます。緑・紫・灰は先を剥いておきます(半田付けするため)。4ピンのコネクタ1本は切らずそのまま出しておきます。


④ATX電源のカバーにパネル取り付け用の角材を固定するため、ドリルで穴を開けておきます。角材をカバーの裏から木ねじで止めて、カバーをATX電源に戻します。少し飛び出した木ねじのため、いまいちしまりが悪いが強引に取り付けます。








⑤パネルの加工をします。ターミナル用の穴8個とパイロットランプ用LEDの穴2個、スイッチの取り付け穴1個、固定用のねじ穴4個をあけます。100円ショップにあった金槌でたたいて紙にあなをあける道具だときれいにあきます。あと端の方は、事務用のパンチを使うと、LED用のちょうどいい大きさの穴があきます。



⑥パネルに、スイッチ、ねじ、LEDを取り付けます。コードはねじに取り付け、その他は半田付けします。スイッチは緑と黒、電源スタンバイのLEDには抵抗と紫と黒、SW-ONのLEDには抵抗、灰、黒を半田付けします。むき出しの部分は収縮チューブで保護しておきます。


⑦パネルを木ねじで固定して完成です。
  

[その他]

PCパーツの通電確認、LED電飾の実験用電源のほか、電動ドリルの電源としても使えなかなか便利です。

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