デジタルカメラを使用していると、当然の事ながら、バッテリーの充電という問題がある。
何が問題かと言うと、昔のデジカメは、様々な充電池を使用しているが、同時に幾つも充電しようとすると、テーブルタップのコンセントが接近しているので、充電器が干渉しあって、たくさん挿せないという事だ。
いくらたくさん差込口があっても、ひとつ飛びに挿すとかすると、あまり数が使用できない。そこで、今回は、コンセントの距離が十分空いている、テーブルタップを製作してみた。
[仕様]
というほどの事は無いが、必要条件として
①コンセントの間隔が十分空いている
充電器には色々な種類があり、殊にニッケル水素電池用充電器は、結構大きいので、コンセント間を十分あけないといけない。あるいは、間隔を自由に出来るよう、移動可能とする(今回ちょっと無理?)。
②コンセントが少し床面から浮き上がっている
コンセントの数が足りない場合、タコ足配線用のコンセントを挿して使用するのだが、そこにニッケル水素電池用充電器を付けるには、コンセントと床面の間隔がある程度ないと、まずい。みてくれは良くないが、いたしかたない。
③使っていない時は、テーブルタップのプラグを抜いておくので、それが判り易い様、通電確認用のランプを取り付けておく。
④タコ足配線用のコンセントがすぐ使える様、収納場所を設ける。
[配線]
シングルコンセントは、並列に10個接続。パイロットランプとして、ナツメ球を電源の入力部分に取り付ける。
[材料]
①埋込コンセント(Panasonic WN 1001SW ホワイト)・・・・10個
電気工事に使用する、シングルタイプの埋込コンセント。コンセント間の間隔を十分にとるため、シングルタイプとする。
②配線用の単線・・・・・1.6mm2芯タイプ(VVF)を適当に。
コンセント同志を接続するのに使用する。皮を剥いて中身の線を使う。
③コンセント固定用の材木・・・・・11cm×5本
1×4材を縦4分割したもので、机を作った時のあまり。
④③を固定する材木・・・・・52cm×1本
余り物の2×4材を使用。土台となる。
⑤プラグ付きの電源コード・・・・・長さ1.8mくらい×1本
だめになったテーブルタップからの取り外し品。
⑥なつめ球とソケット
蛍光灯につける、あの小さいランプ。今回青色LEDタイプとする(単なる趣味)。ソケツトは口金の径に気をつけて選択する。
⑦電線コネクター・・・・・4本用2個
コンセントと電源コードをつなぐため。
⑧その他
木ネジ、ホットボンド器具一式、フェルト、磁石など。
[製作]
①コンセントを取り付ける材を切り出す。すでに、1×4材を縦に4分割してあるので、11cmの長さに5本分切断する。
②コンセントを準備する。Panasonic製のシングルタイプで、左が接地側(Wと書いてない方)となり、ここに白のコードをつなぐ。
③裏側にホッボンドをつける。この部分しかつけられない。
⑤①の材の端にくっつける。
反対側にも付けて、この様な形にする。これを、後4つ作り、合計5つとする。
⑥土台となる材に、⑤でつくったコンセントをネジ止めしてゆく。
2箇所をネジ止めする。コンセント間の間隔は、差込口の中間地点で測って、10cmとする。
5つ固定した所。
⑦今度は、電線にてコンセント間を接続する。1.6mmの2芯線を使用。
カッターにて、外皮に切込みを入れ、芯線を取り出す。
これでは、短いのがわかったので、以降は17cmを切り出している。両端の剥き代は12mmとする。Panasonicは10mmでよいみたいだが、少し長めに剥く。
⑧まず、強く、片方に差込む。銅線が見えないように、しっかり入れる。
銅線を折らないよう、注意して曲げ、もう一方に差込み、形を整える。
これを一通りつづけて、全て数珠繋ぎにする。
コンセントの向きが普通と逆なので、ちょっとめんどくさい結線になる。
⑨電線コネクターを固定する
ホットボンドで固定する。そこに、コンセントからの配線を接続する。
⑩パイロットランプを取り付ける。銅線を半田付けし、反対側を電線コネクターに接続。
⑪電源コードを電線コネクターに取り付ける。そのままだと差し込めないので、縒ってから半田で固めておく。
電源コードを電線コネクターに差込み、ぶらぶらしないよう、途中をホットボンドで固定する。
⑫タコ足配線用のコンセントの保管場所をつくる。100均の磁石(25枚入り)の1枚をタコ足配線用のコンセントにホットボンドで固定する。
もう1枚重ねて、ホットボンドをのせる。
テーブルタップのコンセント間の隙間に、押し付けて固定する。
⑬テーブルタップの裏側に、フェルトを貼り付ける。工作の台に使っていたので、裏側はでこぼこになっている。ボロ隠しと傷予防のため、100均の裏のりのついたフェルトを貼り付けておく。
足りなかったので、いろいろな色が混ざっている。
[完成]
これで、一応完成した。コンセント間隔が十分空いているので、幅広いものも余裕で挿せる。少々大きくて、扱いにくいが。
上から見た所。
斜め横より見た所。
端の部分(1)
端の部分(2)
関連記事 自作のテーブルタップ(Power Strip)について調べてみた
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2014年10月25日土曜日
2014年10月24日金曜日
雑感>目の錯覚
話題がないので、書き溜めておく。
お!
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ん?
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解説
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コメント
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二股注意 | 二段注意 | 舗装途中の道路、段差部分にあった看板 | 離婚スレの見過ぎか? |
基地あります | 墓地あります | 石材屋の看板、かなり大きく書いてあったが。 | 誰が基地なんかほしがっているのか?と思った。 |
2014年10月9日木曜日
パソコン製作>デスク型パソコン製作(05-2)背面部分の製作
今回は、背面への板貼りと側面のカバーを取り付ける。
[概要]
[製作]
次回は、スピーカースタンドをつける。
←(5-1)背面部分の製作 (6-1)→スピーカースタンドの製作・取り付け
[概要]
[製作]
背面に貼る4mmのベニヤ板。これと同じものがもう一枚あり、左右に分けて貼る。(A B)
中央部分には、別のサイズの板を張る(C)。必要な時は、これを取り外し、上からのケーブルの引きまわしを調整する。
背面の縦方向の配線隠しカバーが見える。
板をはめ込んだところ。しかし、木ねじで固定してあり、簡単に取り外しの出来ない所が地味に面倒なので、磁石で留めることにする。
100均の25個入り磁石を4枚を使う。受け側の磁石をL字型のプラスチック板に、ホットボンドで止める。
100均のホットボンド。簡単に接着するのには、とても便利。買っておいて損はない。ちなみに、いったん固定したボンドは、アルコールを染み込ませると、簡単にとれる。
ベニヤ板にホットボンドで磁石を貼り付け、板を取り付けて、L字型プラスチック板につけたものを吸い付かせる。
L字型プラスチック板の根元を木ねじで固定する。
板の中央に丸穴をあける。はずす時は、ここに指を入れるのだが、後ろの材がじゃまで、うまく入らない。
横に取り付けるカバーを作る。ベニヤ板を切り抜き、3方を角材で囲む。ここは、木工用ボンドで貼り付ける。
4箇所に、木っ端で底上げした磁石を、木工用ボンドで貼り付ける。
意外に、しっかりと張り付くものだ。
受け側(机側)の磁石を半田ごてで軽く暖める。ホットボンドが急激に固まらないようにだ。
板側の磁石に、暖めた磁石を吸い付かせる。
ホットボンドをのせる。
そのまま、固定場所に持って行き、ギュッとおしつけて、冷えるまでしばらくそのままでいる。
無事、側面に取りつけたところ。結構しっかりと張り付くものだ。取り外しも簡単だ。
[その他]中央部分には、別のサイズの板を張る(C)。必要な時は、これを取り外し、上からのケーブルの引きまわしを調整する。
背面の縦方向の配線隠しカバーが見える。
板をはめ込んだところ。しかし、木ねじで固定してあり、簡単に取り外しの出来ない所が地味に面倒なので、磁石で留めることにする。
100均の25個入り磁石を4枚を使う。受け側の磁石をL字型のプラスチック板に、ホットボンドで止める。
100均のホットボンド。簡単に接着するのには、とても便利。買っておいて損はない。ちなみに、いったん固定したボンドは、アルコールを染み込ませると、簡単にとれる。
ベニヤ板にホットボンドで磁石を貼り付け、板を取り付けて、L字型プラスチック板につけたものを吸い付かせる。
L字型プラスチック板の根元を木ねじで固定する。
板の中央に丸穴をあける。はずす時は、ここに指を入れるのだが、後ろの材がじゃまで、うまく入らない。
横に取り付けるカバーを作る。ベニヤ板を切り抜き、3方を角材で囲む。ここは、木工用ボンドで貼り付ける。
4箇所に、木っ端で底上げした磁石を、木工用ボンドで貼り付ける。
意外に、しっかりと張り付くものだ。
受け側(机側)の磁石を半田ごてで軽く暖める。ホットボンドが急激に固まらないようにだ。
板側の磁石に、暖めた磁石を吸い付かせる。
ホットボンドをのせる。
そのまま、固定場所に持って行き、ギュッとおしつけて、冷えるまでしばらくそのままでいる。
無事、側面に取りつけたところ。結構しっかりと張り付くものだ。取り外しも簡単だ。
次回は、スピーカースタンドをつける。
←(5-1)背面部分の製作 (6-1)→スピーカースタンドの製作・取り付け
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