管理機概要
ナカトミ エンジン耕運機 ERCV-33
潤滑油混合燃料25:1
空冷2サイクルガソリンエンジン43mL 出力1.1kw(1.5PS) リコイルスターター
耕刃数4枚 耕運幅240mm 耕運深125mm
説明書には
説明書には、次のように書いてある。稠度0のリチュウムグリースなるものが、ホームセンターに売っていない。稠度1や2はたくさんあるのだが。よくわからないため、スプレー式のグリースを使用することにした。
ロータリーをはずそうとしたが
この管理機は片側二つのロータリーが同軸に入っている。外側のロータリーは外れたが、内側の部分が固着しているせいか、外れなかった。これでは、グリース補充口のねじ部分にドライバーが届かず、補充口があけられないので充填できない。ギアプーラーなるものを使用すると外れるらしいが、外れない場合もあるらしいので今回は購入を見送った。
L字型のプラスドライバーを使用
とりあえず、ロータリーをはずすのはあきらめて、ロータリーをつけたままで補充していく事にした。まず、L字型のドライバーを買ってきて、補充口のねじを回す。が、固くて外れない。横からペンチでつかんで回しゆるめてから、ドライバーではずしたら順調にはずれる。以降、ドライバーのみで取り外し可能となる。
今回購入したドライバー
赤い矢印が、オイル注入口のねじ。
これなら狭い隙間からも届く
補充口に届かない
しかし、入りくんだ場所なので(ロータリーがじゃま)、柔らかい長いチューブを差し込む必要がある。そこで、スプレー式のグリースの長いノズルを入れたところ、うまい具合に曲がって、穴に届いた。喜んだのも束の間、早速スプレーしてみたところ、中からオイルが勢い良く飛び出してきて、周りを汚す。スプレーの噴射力が強すぎるらしい。
もっと緩やかに注入するには
先が良く曲がるプラスチック製スポイトを買ってきて、そこに予めスプレーからグリースを充填し、機械の中に少しずつ入れていくという方法をとってみた。スポイトの口は狭く、スプレーのノズルが入らないので、木工用の錐で穴を広げておく。コツがよくわからず、スポイトへの充填時スプレーの噴射力により、何回かスポイトに充填しているうちにスポイトの蛇腹部分が破裂させててしまった。
購入したスポイト。一番大きいものだ。
錐でスポイトの穴を広げる
グリースのノズルをスポイトに差し込む
スポイトを変える
スポイトでうまく充填できるのがわかったが、小さいスポイトでは、何回も同じ事を繰り返さなければいけない。そこで、スポイトを一番大きいものにした。また、充填のコツもわかってきたので、スポイトを破かないよう、グリースからガスを抜きながらゆっくり充填した。なお、スプレーからスポイトへの充填が終わったら、ある程度ガスを抜いてからスポイトを動かさないと、中のグリースが水鉄砲みたいに勢い良く飛び出すので注意を要する。
スポイトを斜めにして、ガスを抜きながら少しずつグリースを詰めていく
この位で止めておく。これ以上入れると、ガスの力でグリースが飛び出す。
機械に充填する
スポイトの先端を少し曲げ、機械のグリース注入口に先端を入れてみる。スポイトを少し押すと、グリースの中に少し残っている噴射ガスの圧力で、機械の中にスルスルとグリースが入ってゆく。これを3回ほど繰り返すと、充填は終了した。
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