DIYでちょっと溶接をやってみたいと思いとりかかったが、意外に準備するものが多く、結構値段も高くて大変だった。 毎日溶接をする訳ではないので、あまり大げさにするのもなあ、と思う。
1.まず道具をそろえる
分類 | 名称 | 有無 | 備考 |
溶接機本体 | 溶接機本体 | 〇 | SUZUKID「RED GO 120」/ 新ダイワ「アークエース16」 |
保護具 | 溶接面 | 〇 | |
溶接用手袋 | 〇 | ||
革エプロン | |||
防塵マスク | |||
用具 | ハンマー | 〇 | 金槌で代用 |
ワイヤーブラシ | 〇 | ||
マグネットホルダー | 〇 | ||
その他 | 石筆 | ||
スパッタシート | |||
やっとこ | 〇 | プライヤーで代用 | |
溶接棒の保存ケース | 〇 | 100均パスタケースで代用 | |
消耗品 | 溶接棒 | 〇 | スターロードB-1(PB-01 Φ1.4) |
ネットで検索したりやホームセンターで見てきた。
(1)溶接機本体
中古で手に入れた機械で使えるかどうかわからない。100Vで比較的簡単にできそうな、アーク溶接機を購入した。
めちゃくちゃ重くて、簡単にホイホイと移動できそうにない。置き場所を決めて、そこで溶接するという感じかな。
①SUZUKID 「RED GO 120」稼働鉄芯型交流アーク溶接機(SSY-122R)
②新ダイワ 「アークエース16」アーク溶接機(F16)
(2)保護具
強い光から眼を保護したり、顔や体のやけど、顔の日焼け(?)を防ぐため必要。
①溶接面
頭~顔面~喉までの皮膚の保護と、強い光から眼を保護するフィルターが必要
●溶接面の購入候補
※カバーガラス:¥100くらい/遮光ガラス#8 #11:¥200くらい
購入したもの
●遮光保護具仕様標準(JIS)
・溶接電流値によって使用すべき遮光度番号がJISで定まっている
・#11~#12くらい?
遮光度番号# | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
被覆・アーク溶接 | - | 30A以下 | 35A~75A | 75A~200A | 200A~400A |
②溶接用手袋
火花から手~手首を保護
普通の丈 | 少し長い丈 | かなり長い丈 | 手袋の甲に付ける保護パッド |
③作業着または革エプロン
革エプロンは、火花から胸~お腹までを保護
腕は、木綿(引火しにくい)の長袖の作業着または革製アームカバーで防御
腕・胴同時保護タイプ | エプロンタイプ | 腕カバー |
・使いやすそう ・だいたい隠れる ・暑い? ・値段はエプロン+腕カバーと同じ |
・カッコいい/おしゃれ ・着脱しやすそう ・腕が保護できない ・のどや肩の所ががら空き |
・エプロンと組み合わせる ・着脱しやすそう(裏地有) |
④防塵マスク
溶接の熱で、鉄やその他金属が気化し、呼吸により肺に入ることで、様々なトラブルが起こるらしい。N95マスクみたいなもの?
(3)用具
①普通のハンマー
・溶接後の角度や隙間調整などに使用
・手持ちの物を流用
②チッピングハンマー
スラグ(溶接した表面にくっついているかさぶたみたいなもの?)をたたいてはがす、片側が尖ったハンマー。
チッピングハンマー | ハンマー+ワイヤーブラシ | カストリハンマー |
一般的なハンマー | ハンマーとワイヤーブラシの合体したもの | 薄ぺったい 反対側はスクレーバーとして使用 |
③ワイヤーブラシ
・手持ちの物を流用
・ステンレスブラシが良い?
④マグネットホルダー(マグホールド/溶接機ポジショナー)
・溶接する時に、母材と溶接する物を磁石の力で支えて一定の角度に保つ
・磁力の弱い物もある/耐熱でない物もあるらしい
単品 | セット品 | 色々な角度が設定可 |
購入したもの
⑤その他あれば便利な物
石筆 | スパシャッタ (スパッタシート) |
やっとこ |
鉄板などへのケガキ入れに使用 ¥700くらい |
これを敷いてスパッタなどの熱から床を守る ¥3,800くらい |
・熱した鉄をつかむ ・溶接のするものを曲げる |
(4)消耗品
①溶接棒
SUZUKID(スター電器製造):スターロード
名称 | 型番 | 直径(mm) |
低電圧軟鋼用被覆アーク溶接棒 | B-1 | 1.4・1.6・2.0・2.5・3.2 |
基本的軟鋼用被覆アーク溶接棒 | B-3 | 1.4・1.6・2.0・2.5・3.2・4.0 |
ステンレス用被覆アーク溶接棒 | S-1 | 1.4・1.6・2.0・2.5・3.2 |
低電圧鋳物用被覆アーク溶接棒 | T-1 | 2.0・2.6・3.2 |
低電圧異種金属用溶接棒 | D-1 | 2.0・2.6・3.2 |
亜鉛めっき用溶接棒 | G-3 | 2.0・2.6・3.2 |
軟鋼用被覆アーク溶接棒 | Z-3 | 2.0・2.5・3.2・4.0・5.0 |
購入したもの
②溶接棒の保存ケース
・吸湿するとアークが飛ばないので、密閉容器で保存
・DIYでは頻繁に使用しないだろうから、簡単な保管ケースがほしい
・加熱乾燥機能付きの乾燥機もある
・18cmプラスチック水筒で代用できないか。
防湿コンテナ | 溶接棒乾燥機 | 牛皮革溶接棒ホルダー |
・安い ・防湿機能付き |
・電気により乾燥 ・たぶん防湿機能あり ・高い |
・作業時溶接棒を携帯するためのケース |
購入したもの
100均のパスタ入れを使用する事にした
(5)リンク
2.溶接の基礎知識
(1)概要リンク
0 件のコメント:
コメントを投稿