2024年5月16日木曜日

DIY>田引車(たびきぐるま)の自作(1)

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今までは、単に棒切れに糸を巻き付けていただけだが、結構不便だったので自作してみる事にした。

市販もされているが、自作に挑戦してみた。

1.どんな風にするか考えてみた

(1)直接固定された所に巻き付けるタイプ。

簡単で扱いやすいが、糸を繰り出す時回転しないのでやりづらいし、糸が撚れてしまう。

(2)回転するドラムに巻き付けてゆくタイプ

市販のものはこの形が多いと思う。ドラムさえ手に入れば、かんたんにできそう。

(3)回転する糸車に巻き付けてゆくタイプ

凧揚げの時に使ったことがある。楽そうだが、糸車を作るのが面倒か。
糸車には下の取り付け台に届くまで端に穴をあけ、固定する時はクギを挿しておく。

2.実際に作ってみた。

今回は、1-②の回転ドラムで巻き取る方式を採用した。

ドラムには下の取り付け台に届くまで端に穴をあけ、固定する時はクギを指しておく。
ドラムは丸くなくてもよいと思う。1×4材を使用で六角形で行く。

(1)材料

①鉄棒(何かの残骸) ②パーツを取り付ける基礎(ラワン材 ドアの破片) ③ドラムの芯の部分(1×4材を丸くくりぬいた時の端材) その他 回転ドラムの外側部分(1×4材の端材)

(2)鉄棒部分の加工

2カ所に穴をあける。

二カ所では強度が不十分と思い、もう一カ所穴を増やした。ドリル刃折れたよ(´;ω;`)ウゥゥ

(3)巻取部分の製作

1×4材から正方形の板を切り出し、中心をマーキングする。

切り離し、中心に穴をあける。

回転ドラムの組み立て

中心を合わせ、板を回転して鉛筆で2枚ともマーキングする。

マーキングしたので、ノコギリで切り落とす。

ドラムの芯の部分を取り付ける。

あらかじめ、田引糸を引っかけるビスを打ち込んでおく。

接着剤で張り付けて乾くまで上から重石をしておく。隙間が出来ない様、接着剤ははみ出す位たくさん塗る。

ビスで芯部分と枠を裏表とも固定する。

ドラム部分は完成。

ハンドルを付ける。カーテンレールに付けるやつに穴をあけてビスで止める。

ハンドルが使いにくいので、丁度いい太さの木の枝に穴を開けたものに変えた。

鉄棒をドラムを付ける土台にビスで固定する。

ドラムの裏側に摩擦を減らすため、透明テープを張る。

ドラムの両面にワッシャーをかませる。

(4)組み立て

基礎部分にドラムを固定する。

糸ガイドを付ける。1×4材の端材で高さをドラムの巻取り部分と同じする。ガイドはちょうどあったコレ(ヒートン)を使用。

台座をビスで固定する。

ヒートンをねじ込む。

(5)受け側を作る

土台となる木材に、単にビスで止めるだけ。木材には糸を固定する穴をあけておく。

(6)ストッパーを改造する。

ストッパーを支える木材
取り付けたところ。

(7)完成

糸を巻き付けた所。

3.今後の改良

●糸の撚れを緩和する→釣りに使う撚れを防ぐ金具を所々に仕込む。(サルカン?)
●糸の繰り出し口付近に、針金でガイドを付ける。
●糸は水糸を使用。

●杭の先をとがらせる。

金鋸ではカットできず、ディスクグラインダーを使用した。

●ストッパーの位置が中の巻いた糸と干渉するので対処を考える。(ドラムの縁部分を使用して隙間テープで軽くストップさせる?あるいは)
●2つに分かれているのを、しまう時は一つにまとめられる様にする。
●軸にしているビスが回ってしまう。

 

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