今までは、単に棒切れに糸を巻き付けていただけだが、結構不便だったので自作してみる事にした。
市販もされているが、自作に挑戦してみた。
1.どんな風にするか考えてみた
(1)直接固定された所に巻き付けるタイプ。
簡単で扱いやすいが、糸を繰り出す時回転しないのでやりづらいし、糸が撚れてしまう。
(2)回転するドラムに巻き付けてゆくタイプ
市販のものはこの形が多いと思う。ドラムさえ手に入れば、かんたんにできそう。
(3)回転する糸車に巻き付けてゆくタイプ
凧揚げの時に使ったことがある。楽そうだが、糸車を作るのが面倒か。
糸車には下の取り付け台に届くまで端に穴をあけ、固定する時はクギを挿しておく。
2.実際に作ってみた。
今回は、1-②の回転ドラムで巻き取る方式を採用した。
ドラムには下の取り付け台に届くまで端に穴をあけ、固定する時はクギを指しておく。
ドラムは丸くなくてもよいと思う。1×4材を使用で六角形で行く。
(1)材料
①鉄棒(何かの残骸) ②パーツを取り付ける基礎(ラワン材 ドアの破片) ③ドラムの芯の部分(1×4材を丸くくりぬいた時の端材) その他 回転ドラムの外側部分(1×4材の端材)
(2)鉄棒部分の加工
2カ所に穴をあける。
二カ所では強度が不十分と思い、もう一カ所穴を増やした。ドリル刃折れたよ(´;ω;`)ウゥゥ
(3)巻取部分の製作
1×4材から正方形の板を切り出し、中心をマーキングする。
切り離し、中心に穴をあける。
回転ドラムの組み立て
中心を合わせ、板を回転して鉛筆で2枚ともマーキングする。
マーキングしたので、ノコギリで切り落とす。
ドラムの芯の部分を取り付ける。
あらかじめ、田引糸を引っかけるビスを打ち込んでおく。
接着剤で張り付けて乾くまで上から重石をしておく。隙間が出来ない様、接着剤ははみ出す位たくさん塗る。
ビスで芯部分と枠を裏表とも固定する。
ドラム部分は完成。
ハンドルを付ける。カーテンレールに付けるやつに穴をあけてビスで止める。
ハンドルが使いにくいので、丁度いい太さの木の枝に穴を開けたものに変えた。
鉄棒をドラムを付ける土台にビスで固定する。
ドラムの裏側に摩擦を減らすため、透明テープを張る。
ドラムの両面にワッシャーをかませる。
(4)組み立て
基礎部分にドラムを固定する。
糸ガイドを付ける。1×4材の端材で高さをドラムの巻取り部分と同じする。ガイドはちょうどあったコレ(ヒートン)を使用。
台座をビスで固定する。
ヒートンをねじ込む。
(5)受け側を作る
土台となる木材に、単にビスで止めるだけ。木材には糸を固定する穴をあけておく。
(6)ストッパーを改造する。
取り付けたところ。(7)完成
糸を巻き付けた所。
3.今後の改良
●糸の撚れを緩和する→釣りに使う撚れを防ぐ金具を所々に仕込む。(サルカン?)
●糸の繰り出し口付近に、針金でガイドを付ける。
●糸は水糸を使用。
●杭の先をとがらせる。
金鋸ではカットできず、ディスクグラインダーを使用した。
●ストッパーの位置が中の巻いた糸と干渉するので対処を考える。(ドラムの縁部分を使用して隙間テープで軽くストップさせる?あるいは)
●2つに分かれているのを、しまう時は一つにまとめられる様にする。
●軸にしているビスが回ってしまう。
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